南九州歯学会

ご挨拶

第3回南九州歯学会総会・学術大会の開催にあたって

          南九州歯学会 会長 西村 正宏


 南九州歯学会は2019年(令和元年)6月に南九州沖縄地域の歯学の発展と地域医療への貢献を目的に設立されました。昨年度の第2回総会・学術大会はCOVID-19のパンデミックによりweb開催となりましたが、特別講演や多くの一般口演とその後の活発な質疑が画面上で行われ、成功裡に終わりました。コロナ禍は未だに終息しないことから、今年度の開催様式についても、対面とするかwebとするか悩ましいところでしたが、この学会の本来の目的である「南九州沖縄地域の歯学の発展と地域医療への貢献」に立ち返り、県外の方にも多く参加いただきたいことと、このコロナ禍にも対応できる方法として今年度もweb開催とすることとなりました。この学術大会を機に旧交を温めたり、学術・臨床面での情報交換を楽しみにしておられた皆様には大変申し訳なく思っておりますが、Web開催には感染防止に加え、どこからでも視聴することが出来るというメリットもありますので、何卒ご理解頂ければ幸いです。
 第3回となる今回の学術大会には、近年本学に赴任された新しい教授による特別講演と、最近5年間での筆頭著者の論文数が10件以上ある中堅の教員3名によるシンポジウムを一般口演に加えて準備しております。鹿児島大学歯学部の今後の研究・診療の様子を伺い知ることの出来る貴重な機会になると思いますので、是非多数の皆様の御視聴をお待ち申し上げております。